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フェデラーのサービスを研究した映像を見つけましたのでご覧ください。


フェデラーがサービスを打つ時のボールインパクトの位置からは実はサービスエリアはほとんど見えていないのです。つまりボール軌道が直線的であると仮定すればフラットサービスが入る確率は限りなくゼロに近いことになります。ですが実際にはファーストサーブはサービスラインのかなり内側に入っていることも説明されています。
ではなぜでしょう?フラットサーブは打っていなく全てスピンサーブだったのか?
ボールは飛行中であっても重力の影響を受けるために自由落下します。また空気抵抗の影響でサービスエリアに到達するころにはその速度は初速の半分ほどになってしまうとも言われています。

過去の記事にもサービスのボールの飛行線をシミュレーションした結果を報告していますのでそちらもご参照ください。


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この記事へのコメント
通りすがりのテニス好きです。
フラットサーブについての記事を読んでいて、無回転のサーブを推奨するような内容に疑問を持ちました。

私の知る限り、トッププロの打つ1stサーブは、フラットサーブに見えても、2000〜3000rpm位のものすごい順回転がかかっています。スピンサーブだと5000rpm位だそうです。

空気抵抗や重力があるからといっても、回転をかける意識を持たなければ実践で使い物になるサーブは打てないでしょう。

もちろん、テニスリゾート99様の言う”フラットサーブを打とう”は”無回転のサーブを打とう”という意味ではないでしょうが、あの記事を読んだ初〜中級者は回転なんてかけなくても十分入るんだと誤解してしまい、長い長いスランプに陥るのでは?と心配になりました。
2008/12/25(木) 19:57 | URL | harataka #SFo5/nok[ 編集]
出典を教えてください。
harataka 様、ご指摘ありがとうございます。

> フラットサーブについての記事を読んでいて、無回転のサーブを推奨するような内容に疑問を持ちました。
>
> 私の知る限り、トッププロの打つ1stサーブは、フラットサーブに見えても、2000〜3000rpm位のものすごい順回転がかかっています。スピンサーブだと5000rpm位だそうです。

とても重要な情報ありがとうございます。是非とも出典を明確にして頂ければと思います。私の調べられた範囲では1stサーブのボール回転量の分析において2000〜3000rpmの回転がされていると結果としたものはサンプラスの1stサーブを対象としているものでした。
これは1stサーブに対してある程度の順回転を与えることをサンプラスは意図していることがわかります。サービスのコントロールとスピードの両方をバランスさせた結果なのでしょうか。つまりサンプラスの打つ1stサーブはフラット(無回転もしくはそれに近い状態)サーブではないと言えます。

サービスのボールスピードが速いとされる選手、アンディロディックやピリポーシス、サフィン、ルゼドスキらの1stサーブでのボール回転量はどうなのでしょう。私の方では残念ながら彼らのデータを見つけることはできませんでした。

今回harataka様が示した1stサービスでの回転量のデータは、トッププロにおける事実ではありますが、1stサーブのすべてを示すには不十分だと考えます。まずは1stサーブにおけるボールスピードと回転量の相関を明らかにする必要があるのではないでしょうか。ボールスピードと回転量はトレードオフの関係にあるのです。

そして各選手が打つボールの回転量の差異についても調査するとよいでしょう。そうした上で、1stサーブにおいてどの程度の回転量があるとよいか、ボールスピードに対応してある程度の指針が導かれると考えるのです。



> 空気抵抗や重力があるからといっても、回転をかける意識を持たなければ実践で使い物になるサーブは打てないでしょう。

一般プレーヤーを多く見てきた中で、回転をかけなければという意識のためか無理なフォームでサーブを打つケースを多く見かけます。それが却ってボールの推進力を極端に弱めてしまい、威力のないサーブを生んでいる現状も多くあります。
一般プレーヤーの範囲で考えればサービスで打たれるボールの速度はせいぜい150km/hも届かないでしょう。その速度域では積極的にボールに順回転をかける必要性は希薄だと考えます。むしろ回転をかけに行くエネルギーをボールを前進させる推進力へ振り分けていったほうが良いと考えるのです。

フラットサーブは身長●●cm以上ないと入らないという情報がまかり通っている現状がありますが、それらのほとんどは重力による落下や、空気抵抗による速度低下の基本物理原則をまったく考慮していないものばかりです。200km/hを超えるトッププロのサーブならまだしも、100km/hをせいぜい超えるか超えないかの一般のテニス愛好家にとっては、サーブのスピードは自重落下するには十分な遅さなのです。なのにフラットサーブは誰もが直線的なボール軌道を得られるかのような、そんな間違った理論に惑わされてしまうのです。そしてフラットサーブは不要とも極論される、これこそ初中級者の上達を阻害している要因ではないでしょうか。


>
> もちろん、テニスリゾート99様の言う”フラットサーブを打とう”は”無回転のサーブを打とう”という意味ではないでしょうが、あの記事を読んだ初〜中級者は回転なんてかけなくても十分入るんだと誤解してしまい、長い長いスランプに陥るのでは?と心配になりました。

回転をかけないということはボールへのへのエネルギー分配を推進力に対して100%振り分けることになります。初級者の方ではオーバーヘッドでのラケットの動作に慣れていないため、スイング自体に力が弱いものです。ダイレクトにネットを超えないこともあるでしょう。このような方にとってはエネルギーの伝達効率のもっともよいフラットサーブ習得することが第一ステップだと考えるのです。体力的に楽でかつ十分に実用的な速度のあるサーブが簡単に打てるようになるでしょう。またフラットサーブを学ぶということは効率的なオーバーヘッドでの動作が学べるということから、スマッシュ動作にも応用がきくというメリットが生まれます。
しっかりとした順回転のかかったサーブを打つには正しい動作を理解する必要があります。スピンサーブの正しい動作をマスターするにはフラットサーブに比べ難易度が格段に高いために、これを習得しようとするために長い長いスランプに陥ってしまうことを私は危惧しています。

一般レベルであれば無理に回転をかけなくても、ある程度の速度の持ったサーブは十分に入ります。下手に回転をかけようとすると、体に負担を強いることになり、ボールスピードを極端に落とすばかりか、スポーツ障害の原因にもなりかねません。とくに初中級者であればなおさらフラットサーブによるエネルギー伝達のすぐれていて、そして体に優しいサーブを覚えてほしいと考えています。

フラットサーブについての記事は何度か書いておりますので、それらを読んで頂ければ私の言いたいことが分かってもらえるかと思います。

もしharataka様がトーナメントに出ているような方でしたら大変失礼な物書きになったかもしれません。試合に勝つためには、さらに上位を目指すなら、キックサーブやスライスサーブといった回転を意識したサーブは重要な技術であることには異議はありあません。回転を意識したサーブが生きてくるのもフラットサーブがあるからこそだと思います。野球でいえばカーブやフォークボールが生かせるのもストレートがあるのと同じですね。回転のかかったサーブはフラットサーブと交えることで、相手の目をだましタイミングを合わせないことでより打たせづらく、効果的になるでしょう。

また何かありましたら、遠慮なくコメントして頂ければと存じます。
2008/12/26(金) 06:57 | URL | テニスリゾート99 #-[ 編集]
球種、基本的な疑問です。
球種に関しては、以前から疑問があります。
そもそも、どのような回転をしているのか?について、共通の定義が確立しているのでしょうか?

様々な雑誌で多くの筆者が、フラット・スライス・スピン・キック・トップスライス・・・などと、球種を表現されます。それにしては、明確な説明を見たことはありません。
私は、いずれの回転についても、かなり幅があるのではないかと考えています。
野球では、30種類もの球種があると言われています。そして、握り方や投げ方が議論されているようです。ストレートにも色々あって、回転が加わったものもあるようですね。

もしかしたら、テニスのいわゆるフラットとは、無回転もあり、やy回転もあるのではないでしょうか?
テニスは、野球のように縫い目を利用して投げるような繊細さはありません。だから、野球のような細かな分類ではない点を配慮しないと、マズイ気がします。
2008/12/26(金) 22:14 | URL | K #-[ 編集]
球種について
まったくの無回転は実際には存在することはなく、目視で確認できるほど遅くとも何らかの回転が実際には伴うものでしょう。それらボールの回転が明らかに軌道に対して影響を与えているかどうかで球種が区別されるのだと思っています。
軌道に対してほとんど影響しないと見えるまたは感じることができるボールをフラットと呼び、それ以外をスライス、スピン・・・と呼ぶのでしょう。フラットとスピンまたはスライスを分ける境界はあいまいと言っても良いかもしれません。回転のかかっている量に応じてボールの軌道への影響の振る舞いが変わってくるので。

キック、ツイスト、他、サーブの吸収についてAboutサイトで説明しているURLを紹介します。
http://tennis.about.com/od/spinservesfaq/f/faqspinserves1.htm
サイト内の他のページではそれぞれの球種の特徴および打ち方も説明されています。但しこれは執筆者であるJeff Cooperによる考え方であり、絶対的な区分ではないかもしれません。あくまでも参考として取り扱いください。
ボールの弾道を決めるのはボールスピード、回転量と回転方向および回転軸の方位の他に地面にどれくらいのスピードでたたきつけられるか(どういう軌道を通ってサービスエリアで着地するか)によって、相手選手に到達する際のボールの質が変化されます。

サービスの球種で語るべきことはスピード、回転だけではなく、どのような高低差を持ってサービスエリアに入れるかも、重要な要素になってくると思うのですが、実際にそこまで考えて指導されている場面はあるのでしょうか。
スピンサーブは下から上へのラケットスイングによって高い軌道通るといったお決まりの説明を多く見聞きするのだが、スピン回転を伴っていても軌道を低めにとり、絶対的なスピードとバウンドした後のベースライン方向への推進力を重視したような打ち方も当然合ってよいと考えています。(もしかするとこれがトッププロの行っているファーストサーブなのか?)

これまでの概念に捉われることなく、プロの行っている現実であるいわゆる理想状態を物理的な分析による解釈を通して、一般愛好家が迷うことのない正しい手法、技術を構築できればなと、漠然とではありますが、そう思っています。
2008/12/29(月) 06:04 | URL | カフェ99 #8GvDcjBU[ 編集]
ボールの回転数の評価について
ボールスピードの評価はスピードガンを用いることで、その精度はともあれ、瞬時にそして簡単に評価することができるのだが、ボールの回転についてはどうでしょう。テニス学会やスポーツ学会での研究論文でみるボール回転の評価方法は、ハイスピードカメラによって撮影されたボールの映像からその模様がどの程度動いているかによって評価しているものがほとんどである。
 ハイスピードカメラは通常のカメラよりも高価であることと、ボールの模様が確認できるためにはボールをアップで捉えることなど、使用する場面が限定されます。飛んでいるボールを追いかけながらアップで捉えるのは至難の技でしょう。限定された撮影範囲で打球されるボールを評価するいわゆる研究室レベルで行う評価方法だと言えるでしょう。

では、どうしてサービスの回転数、RPMの数字がWebのあちこちで取り上げられているのでしょうか。サービスだけではありません、ストロークでのRPMもあちこちで見かけます。
それらの数値を比較して興味深いことにストロークのRPMよりもファーストサーブのRPMの方が高いこと。その評価方法が正しければ、ストロークでのスピン量よりもファーストサーブでのスピン量が多いということになる。

しかし、この回転量に対して疑わしいと思う人も当然出てきています。

http://tt.tennis-warehouse.com/showthread.php?t=234605

では数字だけが独り歩きをして、毎年毎年その数値がインフレを起こしてはいないのかと疑問視をしています。

Webで見ることのできる一見科学的もしくは統計的に数値を取り扱って、正しいように思える理論も実はその根拠たるものが欠如していたり、評価方法が明確でない場合、数値そのものをネットからサンプリングしてかき集めただけのものであったり、その理論の審議の疑わしいものも少なくありません。

われわれがこれまで聞かされているテニス理論(理論と呼ぶにふさわしいかはここではあえて議論しないとして)のなかには、きちんとした研究によって裏付けされたものは実は多くなないのではないかということを、問題提起したいためにこれまでの記事でいろいろと書かせていただいているものがあります。その一つの事例がサービスに関するいくつかの記事でもあります。
コーチから言われた、テニス雑誌に書いているからといって、それらの情報を鵜呑みにするのではなく、きちんと自分の頭で考え体で試して、それが本当に正しくもしくは自分にとって使えるのかどうかを判断してほしいと思うのです。
コーチや雑誌でみるテニス理論には間違えやおかしいと思われるものはいくらでもあります。

私のこれまでの記事にも間違った理解や解釈は多分にもあるでしょう。今後の研究の活動の中でより正しい方向へと修正していくのが当然だと思いますし、そのようにしていくのが務めだと思っています。
2008/12/29(月) 06:29 | URL | カフェ99 #8GvDcjBU[ 編集]
確かに「使えること」
>自分にとって使えるのかどうかを判断してほしいと思うのです。

確かに、「使える」サービスやサービス戦術の構築が、大切だと思います。
以前に、野球のあるピッチングコーチの意見で、なるほどと思ったものがあります。
「球種は、カーブとかストレートとか言っても、投手によって全て違う。自身で工夫して、球種を編み出し、組み建てていくことが大事だ。・・・」
私は、テニスビスも同じで、自身の思考錯誤でしか身に付かない部分があると実感しています。

・私の場合、「どフラット」はほとんど打ちません。たまに、混ぜる程度です。多少ともラケット面は下から上に(後ろから前ではなく)動いているので、回転はかかっていると思っています。
「どフラット」は、今よりも打点を低くして、サービスの真後ろからインパクトしなくては無理・・・そんな感覚を持っています。
・スクラッチ相からEXスパイラル相が正しく出来ないと、本来の威力は出ない。これは、フラットに限りませんが・・・。ここは、大変だ。深いですね。(笑)
・コートの高さ(空間)をどのように使っているのか?全てにショットについて、この点はもっと研究されてもいいですね。それには、目線の高さでの観戦が必要です。この視点からのレポートや実況が増えれば、素晴しいのですが・・・。
・流行とのことですが、RPMについては、私は初耳ですのでコメント不可能です。

ありがとうございました。いいお年を!
2008/12/29(月) 12:23 | URL | K #.zfh79b6[ 編集]
同感
>「球種は、カーブとかストレートとか言っても、投手によって全て違う。自身で工夫して、球種を編み出し、組み建てていくことが大事だ。・・・」
私は、テニスビスも同じで、自身の思考錯誤でしか身に付かない部分があると実感しています。

このお話には同感します。一般愛好家レベルの習得できるサービス技術は選手層のそれとは明らかに違うのではないかと考えています。であるからこそ、デモンストレーターが指導の時に行うサービスのフォームと、同じ人が試合で見せる本気のサービスではフォームが異なる場合も見受けられるのでしょう。それもまた良しと考えています。一般愛好家がある程度のレベルまでだれもが簡単に上達することには意味があると思っています。

>・私の場合、「どフラット」はほとんど打ちません。たまに、混ぜる程度です。多少ともラケット面は下から上に(後ろから前ではなく)動いているので、回転はかかっていると思っています。
「どフラット」は、今よりも打点を低くして、サービスの真後ろからインパクトしなくては無理・・・そんな感覚を持っています。

フラットだからこそ打点は高くとらなけらばと思いがちですが、打点を低くすることで、かえって少ない力で容易にラケットを操ることも可能だと実感しています。これは田中信弥氏の教材のデモンストレーション映像でも紹介しているとおりだと思います。打点を低くしてボールの真後ろをこつんと当てる要領で打てば、快適に速くそしてコントロールのあるサーブが打てるようになります。その時の回転はまったくの無回転ではないにせよ、軌道を曲げるほどの回転力は生じていないでしょう。

>・スクラッチ相からEXスパイラル相が正しく出来ないと、本来の威力は出ない。これは、フラットに限りませんが・・・。ここは、大変だ。深いですね。(笑)

Kさんもおそらく私の考えていることと近いのではと思っています。最も力強いパワーを瞬時に発揮できるのがスパイラルな運動だと考えていますし、それらは上肢に限らず下肢、体幹も関連するよりダイナミックな動きとなるはずです。これは説明するのも難しく、また頭の中での理解と整理を行った上で体で再現するのも難しい、まさに興味深いの一言に尽きますね(笑)

>・コートの高さ(空間)をどのように使っているのか?全てにショットについて、この点はもっと研究されてもいいですね。それには、目線の高さでの観戦が必要です。この視点からのレポートや実況が増えれば、素晴しいのですが・・・。

テレビ中継でも従来の俯瞰によるものの他に、ベースライン後方からの選手目線での映像も見られるようになりました。すべてが見られるわけではありませんが、これも大変参考になることでしょう。
但しカメラマンにとってはいつボールが自分やカメラに飛び込んでくるかわからないので大変でしょうね。

・RPM
説明不足でした。一分間あたりの回転数です。自動車のエンジンの回転数を示す値(単位)と同じです。

K様との議論を通して、私のテニス技術に対する思考も深まったと思っております。ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
2008/12/29(月) 16:41 | URL | カフェ99 #8GvDcjBU[ 編集]
年末
年末のお忙しい中で、コメントをいただき感謝します。
(私は、最も嫌な時期です。水回り・外回り、寒い中で尻をたたかれています。)

サービスは、試合で結果を出したい人には重要なショットです。99さんの来年に期待をしています。
とりわけ印象に残ったひと言は、以前におっしゃった「身体の軸の傾斜で、解決できそうだ。」です。
ここは野球には無い、テニスならではの領域です。言い換えれば、本格派のサービスで身体軸を傾けるのは何故か?
従来は、スピン系サービスを打つためとか、球種を隠すためとか言われています。
それだけなのか?運動的にも、合理的な何かがあるのでは無いか?下半身と上半身・0ポジションでのシンクロとか?
興味があります。

*右脳を「商売」に利用するのは、金儲けの手段か、権威付けでしょう。
「あなたはB型だから、ネットプレイヤーになりましょう。」と、同じ様なものですね。
右脳にイメージ領域が多いとしても、少し学べば脳の機序はそんなに簡単なものはないと分るはずです。
2008/12/29(月) 19:58 | URL | K #.zfh79b6[ 編集]
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