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今回はボールの軌道方向での打点の位置、つまり遠いもしくは近いときにどういったことが起こるのか考えてみたいと思います。
 打点が遠いというのはボールを早いタイミングで打つことと同義とします。一方打点が近いというのはボールが体の近くに車で待って、遅いタイミングで打つということになります。ボールを押せるからという理由で、ボールを引きこんだ位置を理想的な打点とする考え方もあるようだが果たしてどうでしょう。

1.打点が近いケース


過去の記事でも触れたとおり人間の視覚、物体の認識においては顔の前を横切る動き、前後左右方向に対しては精度高く認識することができるが、奥行き方向、ボールの進行方向に対しては認識精度が低いということを説明してきました。
打点が近い場合というのは、上図の説明のようにボールの進行方向であるZ方向には非常に認識精度が高いとも言える反面、x,y方向については認識精度が低くなってしまいます。ボールをラケットを打つという行動においてこのx,y方向の認識精度の甘さは、スイートスポットに当たらない、フレームショットになる、空振りしてしまうといったことにつながるでしょう。

2.打点が遠いケース



打点が遠い(ボールを打つタイミングが早い)場合はどうでしょう。ボールのx,y方向に対する認識精度が高くなることは上の図で分かります。一方ボールの進行方向であるz方向については認識精度は劣ります。しかしz方向に関してはボールが進行していることとラケットがボール進行方向に対して逆方向でかつある程度の距離を進行することから、z方向(打球タイミング)の誤差はある程度許容できるとも考えられます。

遠い位置(早いタイミング)で打点を取れば、ボールがよく見える、ミスが減る

一般プレイヤーの多くの方は打点の位置がまだまだ近いようにも感じます。一度、打点を遠くすることをお試しください。打点を遠くすることでのメリットはまだまだありますが、別の記事で紹介したいと思います。
 レギュラーレッスンの今月のテーマは「打点にこだわる」です。ヒッティングコースでも同じ内容でレッスンを行っています。興味のある方はテニスリゾート99にお越しください。


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