
撮影した映像をパソコン上で編集作業を行うことになります。その時に使用するソフトをご紹介します。
ビデオ編集ソフト
初期のころはUlead Video Studio10を使っていました。初心者でも使いやすく、ビデオの取り込み、編集、ディスクへの書き込みがこれ一つで可能となっています。しかもお値段もお手頃。便利な機能として、
- タイトル文字のアニメーション効果が豊富
- 別ソフトで作成したFlashムービーを取り込める
- DVDディスクからのキャプチャが可能
- BGM作成機能が付いており、かなり使える素材が豊富に揃っている
が挙げられます。短編のムービーの作成でしたら、このソフトで十分ですが、長篇になると次の問題が確認されます。
- 映像効果が編集時に確認されているものと、ディスク作成後に見たものとで差異がある
- 長時間ものの編集ではソフトの動作が遅くなる。たまに強制終了することも
- 特定のチャプターを編集してディスクのビルドを再度行う際の手順が面倒で、この作業中に強制終了することもたびたびある。
- 45分を超えるあたりから、ディスク1枚に記録できないほどデータ量が肥大化する
この不具合は私のパソコン環境に依存しているかもしれませんのであくまでもご参考までにとどめておいてください。
これらの使い勝手の悪さを改善するために導入したのがAdobe premiereCSです。おかげで上記不具合はすべて解消されました。ただVideo StudioでできていたことがPremiereではできない機能もあり、その機能のためにVideoStudioを使うこともたまにあります。Premiereにしてさらによかったのは
- 編集作業がとてもやりやすい。UIが優秀。そして動作も軽快なので、ストレスを感じることなく作業がはかどる
- 映像効果の機能が豊富にある。映像をクローズアップしたり、ストップモーション、スロー再生などなど。
- DVDのメニュー画面を凝ったものに作ることができる
機能が豊富なためまだまだ使いこなしていないところもありますが、導入してよかったと思う一本には間違えありません
DeepBurner
編集の終わったビデオデータを直接DVDに記録せずにひとまずパソコンにISOイメージとして書き出します。このISOイメージをディスクに書き込むためにこのDeep Burnerが出番となります。同じDVDをまとまった数書き込むときに重宝します。勝者のフットワーク塾DVD製品版のはプレス(専用の金型を起こしての量産する、一般の映画DVDと同様の作り方)ですのでこのソフトは使うことはありません。DVD−Rを使った商品も一部市場にあるようですが、DVD再生における機種間相性の問題等で再生できないという不具合もたまに起こるようです。このソフトを使うのは、あくまでもプロモーション用として小Lot作成するとき、量産用のマスターディスクを作成するときです。
Free Motion
DVDでドリル練習の手順をアニメーションを使って説明していますが、このフラッシュムービーを作成するためにこのソフトを使っています。同様のソフトウェアにはAdobe社のFlashをはじめ、Flash Maker, Free Motion, MotionMaker 4, ParaFla, flaaveの他、パッケージ版からシェアウェア、など多数存在します。私は導入コストが安く機能もそこそこ備わっている(と思える)FreeMotionを使っています。アクションスクリプトの記述が可能、各種モーフィングによるアニメーションも可能、音声ファイルや画像データも載せることができますので、機能的には満足しています。ただ難点は、
- ソフトウェア使用中に突然強制終了してしまうのでこまめに保存する必要がある
- プレビューやレンダリングしたSWFファイルが編集通りになっていないことがある。ソフトウェアを再起動することで回避可能
- エフェクトで期待通りにレンダリングされないものがある。トゥイーンで同様のエフェクトを再現させることで回避
これらの難点は私のパソコンの環境に依存しているところもあるかもしれません。Adobe製のFlashにも大変興味があるのですが、いかんせん高価なゆえ手が出せずにいます。しばらくはFreeMotionを使いこなすことになるでしょう。
フラッシュムービーを使ってのドリルのアニメーションについて
AdobePhotoshopElements
DVDのオープニングに現れるメニュー画面やDVDディスクへの印刷デザイン、ケースデザインといった写真レタッチには、PhotoshopElementsを使っています。ElementsといえばPhotoshopの廉価版という位置づけでデジカメ写真の簡単な補正、明るさを調整したり、色合いを調整したりといったことにおもに使われるのですが、じつはかなり凝ったことができるのです。たとえば人物を切り取って別の写真に合成したり、アーティスティックな画像を作ったりと、廉価版ながら実は高いポテンシャルを持っています。また他のAdobe製品との連携もよくたとえばIllustratorにはPhotoshop形式データをそのまま貼り付けることで、Photoshopでの編集がそのままIllustratorにもすぐに反映されるところが大変便利となっています。またビデオタイトル作製においてもPhotoshopのデータの連携が可能ですが、Elementsではその機能のすべてが使えるわけでないのが大変残念です。
Photoshop Elementsによる作例
Photoshop Elementsを使っての作成法解説書
BGM作成ソフト
映像と同等に、見る者の印象を大きく左右するのがBGMでしょう。BGMの役割は映像に集中させるところ、解説を聞かせるところを明確にします。スーパーマーケットではリズム感のあるBGMを流すことで購買意欲をかきたてるという研究レポートがあるようにテニス上達法DVDでのイメージトレーニングにおいてもBGMによって集中して映像を見ること、脳内でのイメージ構築を促進するという大きな役割を果たしているといえるでしょう。
そこでオリジナルの楽曲を準備するために使っているのが、これです。
- Music Maker
- Sony Acid Music Studio
- ImageLine FL studio
Misic Makerは付属している各楽器の音ネタ(ループ素材)を自分の好みで組み合わせることで曲作りを進めていきます。たとえばドラムはロックのグループから選んで、シンセサイザーはアンビエントのグループから選んでといった具合に。ある程度の楽曲であればあっという間に作ることができます。それにエフェクトの種類も豊富にありクオリティーの高い楽曲が作れそうです。ソフトウェアの価格も大変安価でよろしいのですが、やはり難点があります。まずはありがちなソフトウェアが強制終了しやすいこと。これはこまめな保存で何とか回避します。次に編集段階で聞こえる音と、MP3やWAVファイルへレンダリングした後の音が違うことがあります。あるパートのループ素材の音が2ループ目では鳴っていなかったりと言った具合に。これも私のパソコンの環境に依存している部分もあるかもしれません。現状はなんとか使いこなしているといった状況でしょうか。
一方Sony Acid Studioの方ですが、価格はMusicMakerよりも若干高め。楽曲の作成手順はMusic Makerと似ているところが大変多く、どちらのソフトから移行してもすぐに使えるでしょう。このソフトでは、手持ちの音楽CDから特定のリフをサンプリングして、楽曲の中で再利用することができるのが特徴として挙げられます。あのCDのあの音が欲しいといったときに、簡単にオリジナル楽曲に組み込むことができ大変便利です。Music Maker同様にループ素材がふんだんに入っているのですぐに曲作りが始められます。ループ素材はクラブミュージックに使われるだろうものが大変多く、クラブ系の音楽づくりには大変重宝しそうです。一般的なBGM作成であれば前出のMusicMakerに同梱のループ素材のほうが使い勝手が良いのですが、互いのループ素材は相互に利用できるため、私の場合はAcid StudioでMusicMakerのループ素材を使うことが多いです。
FL studioですが、楽曲作成もできるのですが、私の場合は上記ソフトで使うループ素材の作成に用いることが多いです。また音声合成も可能でたとえばDVD シリーズのオープニングで"System G, Tennis Resort 99”という音声は、このソフトで作成しています。ボコーダーも内蔵しているので、YMOのテクノポリスやPerfumeの歌声もこのソフトで再現することが可能です。
Perfumeの軽ボコって
すべてはパソコンのおかげです
一言でビデオ編集といっても、このようなソフトウェアを使いながら大変手の込んだ作業を時間をかけておこなってやっと1本のDVDが完成するのです。しかもこれらすべての作業がたったひとりでしかもSOHOの机の上で完結ししまうのですから今のパソコンの進化に感謝しないではいられません。昔だったら、専用の機材を何種類も揃えて、それぞれに専門のオペレータを必要としていたでしょうから、比べようもありません。あまりにもすべてが一人でできてしまうので、ついつい制作に凝ってしまい、作業が深夜に及ぶことも連日ありました。その成果が今回The Basic と Package 1という2つのタイトルのDVDとしてリリース出来ることになりました。Vフットワークという素晴らしいフットワークメソッドを多くの人に分かってもらえるよう、誰もが分かりやすいそして何度でも繰り返し見ることのできるDVD映像となるように制作しました。是非DVDでご覧いただければと思います。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)










