九十九里から、テニス上達法を発信中。テニスの基本は足もとから、フットワークを見直せばボディーワークも同時に改善。素晴らしく上達するレッスンを体験してみませんか。

昔あるテレビ番組で、有名女性ポップシンガーがお笑い芸人と一緒にバンドを組んで歌うという企画があった。当のお笑い芸人は音楽に関しては全くの素人、一から練習するようなものだから、演奏できなくて当然。猛特訓の末に、ポップシンガーとのリハーサルの日になった。緊張のためかお笑い芸人の一人がピアノを弾く指が止まってしまう。結局演奏はボロボロ、それを見たポップシンガーは一言「何でできないの?わざとできないふりをしているんじゃないの?」日頃、彼女を取り巻く人たちは当然プロのミュージシャンであり、彼女自身も楽器は当然弾きこなせる。日常楽器を弾けるのが当然にの人たちに囲まれている彼女の目の前に、楽器をまともに演奏することのできない人が現れたわけだから、出来ない人のことを不思議に思うのも無理のない話かもしれない。

聞いた話ではゴルフのレッスンプロの中には、「もっと、こんな感じで、<びゅん>、<ぴしっ>と打つんだよ」といったような指導をするばかりで、全く具体的ではなく、かつレッスンプロのわがままな抽象表現を多用する人も多いそうです。習っている人がなかなかレッスンプロの思うようにならないと、最後は「センスがないね〜」というきつい一言が漏れることもあるとのこと。それでいて上達しなくても、1レッスン30分で数千円〜一万円以上とるとのことですので●●同然といわれても仕方ありません。

このような例は極端かもしれませんが、あなたのスクールやプライベートレッスンを受けているコーチはいかがですか?「鞭のように体を使って打つんですよ」「もっとリラックスして打ってください」「ネットの上1mの高さを通すイメージで打ってください」といった指導を受けていませんか?鞭のように体を使うとは?リラックスしてるんだけどこれ以上どうすればいいの?ネットの上1メートルを狙っているつもりなんだけど思い通りにボールは飛んでいかない。。いろいろな疑問が湧いてくるのは当然でしょう。コーチの言う通りに出来なければ挙句の果てに「もっと練習しましょう」の一言で済まされていませんか?コーチたちにとってはこのような感覚的な動作は、長年のトレーニングによって自然と身についてしまった”感覚”であり、この感覚を誰にでも再現できる正確な言葉や説明といったものを持っていない場合が往々にしてあるようです。それがゆえにレッスンの場では、「・・・・のようなイメージで」「・・・・のように」といった抽象的な表現が乱発されるように思えます。

テニスの技術を習得する上で、もっと具体的に動作を示す方法はいくらでもあります。リラックスして打つには、どこの力加減を最大時の何割程度にするとか、打つ前の足や膝、骨盤、胸の向きをどの方向にして、打ち終わる時点ではそれぞれがどういった方向になるとか、ボールインパクトのタイミングと体重移動はどういう関係かなど、より具体的に説明することは可能ですし、この方法がより確実に上達へと導いていきます。イメージを言葉で伝えたときに、コーチの体の中で起こっていることを100%伝えることは不可能です。コーチの身体動作を要素ごとに分解し具体的な言葉で”説明”することで、伝わる部分もより多くなるでしょう。説明が過ぎると、頭の中で考えることが動作のブレーキをかけてしまうこともあります。説明もその時々に重要な2つもしくは3つに絞ってあげれば、頭の中の混乱も抑えることができ、動作に集中することができるでしょう。説明不足で、ただやみくもにボールを打たせるだけのレッスンでしたら、上達は遠い話となってしまいます。

コーチたちが経験してきたような毎日のトレーニングを積む生活を送ることができるのであれば、上達することも可能でしょうが、一般社会人にはそのような時間は当然ありません。上達のためにはできるだけ最短で学べるものが欲しいのは当然です。「勝者のフットワーク塾」に携わるようになって、テニス上達に必要なものがだんだんはっきりと見えるようになってきました。私のスクールでも、受講生の中にはテニス歴(スクール歴)10年以上の方も来られます。長年かけて練習してきてなかなかうまくならなかったテニスが、フットワーク塾のメソッドを使ったレッスンをするだけで、わずか1レッスンで劇的に上達されるのを見て、半ば不思議に感じてしまうことが多いのです。どうして10年もかけて上達しなかったのだろう、そしてフットワークメソッドを使うだけで上達してしまうのだろうかと。一般愛好家の皆さんはまだまだ飛躍的に上達する可能性を持っています。適切なメソッドと指導者がいれば、上達することは必至だと思います。

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