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昨日元旦に、テニス好きの方が打ち初めにお越しいただきました。私もヒッティングでお相手させていただき、ありがたくも新年早々の打ち初めとなりました。そして打ち初めを無事終えることにラケットを見ると。

縦のガットがずれて、相当力を入れないと元に戻らない状態にまでなっていました。この写真では見えにくいのですがボールの毛もガットにこびりつくようにたくさんまとわりついています。これはガット表面が相当荒れている状態になっている証拠です。
 洗髪剤の宣伝でキューティクルという言葉が出てくるのをご存知でしょう。この髪の毛が傷んでいくとキューティクルがはがれかかっている状態になると言われ、髪の毛の櫛の通りも悪くなり、手ですいても抵抗感を感じます。
 ガットが消耗していくとまさに髪の毛で言うキューティクルがはがれかかっている状態になって来るのです。ですから、ガット表面にボールの毛がまとわりつくようになり、ガットがずれた状態になりやすくもなるのです。この現象はガットが切れたり縦横のガットの交点に生じる溝ができるより前にあらわれてきます。
 この状態になると、明らかに打感が悪くなってきますし、ボールの飛びも落ちてきます。
 ガットメーカー各社はガット表面のコーティングを工夫するなど、ガット表面の耐久性を少しでも上げようと努力しています。
ポリエステルガットでは意外とガット表面の荒れが現れてこないという事実はご存知ですか?ガットが切れにくいというメリットばかり強調されがちですが、ガット表面の荒れにくさというメリットもあるのです。選手層で好まれているのはこういった理由もあるのかもしれませんね。
 固くて使いにくいとか緩みやすいとかデメリットもよく言われていますが、細いゲージで適切なテンションで丁寧な張りを行えば、デメリットも最小限にすることができるものです。
 さて、前出のラケットのガットをさっそく張り替えました。

ついでにあちこち破損したグロメットとバンパーを交換しました。このラケットを使ってのプレーが楽しみです。


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