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 ガットの性能を決める要因には色々あります。例えば

  • 材質(シンセティック、ナイロン、ポリエステル、ナチュラル)
  • 構造(モノフィラメント、マルチフィラメント)
  • 断面形状(通常の円形のほかに、スピンガットと呼ばれる形状のもの)
  • 線径(ゲージ)
  • 表面のコーティング(チタン、カーボンナノファイバーなど)

 これらはカタログに載っている代表的な特性値の一例です。各メーカーは構造を変えたりコーティングを変えたり材質を変えたりとあの手この手で独自の特色を出そうとしています。

 さてあなたは、ガットは何を基準に選んでいますか?各メーカーのカタログに多く出てくる、球持ちが良い、柔らかい、球離れが良い、手応えのあるといった官能的な表現を参考にしますか?もう少し定量的なデータがあれば比較の仕様があるのにと思いませんか。例えば一定荷重に対する伸び率なんていうデータがあればガットが固いのか軟らかいのかある程度の目安になるでしょう。

伸び率に関して評価した結果はこちら

もう一つ重要なパラメータとして重量が考えれます。ラケットのバランス調整のために鉛テープを貼る事があると思うのですが、ガットの線径(ゲージ)を変えた場合やガットの種類を変えた場合には当然重量も変ってきます。その際張り上がりのラケットバランスには気を使っていますか。実際にはガットの種類を変えたときにどの程度重量が違うか良く分かっていないことが多いと思います。そこで、今回手持ちのガットで重量の比較を行いました。

名称

タイプ

線径mm

単位質量g

ポリプラズマ

ポリエステル

1.18

0.0014

Wilsonウルトラ

モノフィラメント

1.30

0.00118

ルキシロン Zolo

ポリエステル

1.15

0.0014

エクセルマルチ

マルチフィラメント

1.30

0.00116

一般的にシンセティックのガットを張るとラケット重量は12gアップするとも言われています。ポリエステルガットを張ると14gアップに相当するのですが、この重量アップはナチュラルストリングと近しい値なのは知っていましたか?

 ここからはあくまでも推測ですが、最近の選手層でポリエステルガットがもてはやされているのは耐久性の他にガットの重量がポイントになっているのでは無いでしょうか。同時にポリエステルガットは伸びが小さいために打ったときにボールを潰していける。ラケットが重いほうがよりボールを潰していけるので、ポリエステルガットの特性はまさにうってつけとも言えそうです。フェデラーの使っているガットはナチュラルとポリエステルのハイブリッドですが、以前使っていたナチュラルオンリーと比較して重量はほとんど変化せずに、それでいてガット面は固くしてガンガンボールを潰して打っていける、打球感はナチュラルのフィーリングが残せるといったことで、このようなセッティングになったのでは無いでしょうか。

 推測を裏付けるためのナチュラルガットのデータがありません。もしナチュラルガットの切れ端があれば評価できるのですが。。。。どなたか譲っていただけます?未使用の状態で20cm程度で十分ですが

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