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 先日、山武郡市民大会に九十九里町代表としてテニスにエントリーした妻の応援に午前中の仕事が終わった後お昼過ぎに会場である山武市総合運動公園に駆けつけました。



 久しぶりの試合ということもあり、ペアのお二人ともに試合前のサーブ練習の時とはうってかわって固さが見ていて分かります。特にパートナーの方はサーブ練習の時に見せた綺麗なフォームから伸びのあるサービスが、試合になると、動作がぎこちなくフォルトを連発。チームのほかの方も、緊張のためか普段の練習ではやらかさないミスをしてしまっていました。練習の時は上手く出来るのに試合では発揮できないことは誰でもよくありますよね。


 チームメンバーの練習の時のプレーを知っている私の目から見て、試合中にミスをしたショットであることに気がついたのです。

 一般的に肩を回す時の”肩”といえば上腕骨と肩甲骨の関節のことをイメージされることだと思います。今回は肩甲骨自体に注目してみます。


 まずは肩甲骨を動かしてみて、どのような可動域か確認してみます。腕は下げたままで肩を上下します。肩甲骨が上がった時は首をすくめた状態になります。次に肩甲骨を前後に動かしてみます。後ろに動かした時は胸を思いっきり張り、反対に前に動かした時は、女性であれば胸の谷間が強調されるポーズです。


 両手を上げたときに肩甲骨も上げることを意識すると、これまで以上に両手は高くあがるようになります。腕が耳の後ろに来ると肩甲骨もあがっています。皆さんサービスの時は肩甲骨はどんな状態ですか?実際に全日本クラスのバレーボールチームでこのような考え方を取り入れただけでブロックの高さが高くなったという報告もあります。サーブの時の肩の動きをプロの連続写真で確認すると、肩甲骨の部分の肩もたいへん良く上がっています。肩甲骨の可動域はサービス全体の動きに対して小さいのにも関わらず、これを動かしている筋肉は大変大きくその分パワーを多く発揮できます。


 前述のサービス練習のときと試合の時の違いは、実はこの肩甲骨の動きが違っていたのです。練習中はリラックスできているため肩甲骨も含めて、サービスの身体動作がスムーズで安定したサーブが打てていました。ところが試合になると、肩甲骨が全く動作しておらず、上腕骨から先の部位での動作しか出来ていなかったのです。肩甲骨で発揮すべきパワーが出せないため、サーブの動作の威力は弱くボールはネットにかかり、またこれを矯正しようと肩甲骨以外の部位でパワーを出そうとすると普段の運動状態とは異なりフォームが乱れてしまい、思い通りのサーブが打つことが出来ません。このことはストロークにも当てはまります。気がつかないうちに肩甲骨を動かさないスイングになっていませんか?市民大会で普段どおりの力が出せないのはまさにその例でした。


 肩甲骨を前後に動かす例としては、こちらのフェデラーのスーパースロー映像を見てみましょう。特にバックハンドではフォロースルーで拡げた両腕が背中でくっつきそうです。肩甲骨パワーを最大限に発揮している良い例ですね。


 普段の練習や試合で、肩甲骨に着目してみましょう。


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