
先日の記事でオーストラリアにあるビンスバークレーコーチングアカデミーで3年間、アカデミーでは唯一の日本人コーチとして働いていた方とお会いしたこをは紹介しました。時期は前後するもののお互い同じアカデミーで過ごした仲なので、お話をするうちにアカデミーでのレッスンやテニスに対する考え方を再確認するうちにすっかり打ち解け、さらに最近のアカデミーの成果としてフットワーク理論を構築したこと、そしてこれを使ったレッスンでは目に見える効果が上がっていることを聞くことが出来ました。フットワーク理論については過去何度かT.Tennisなどのテニス雑誌に取り上げられることがあったとのことなので、読者の方でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
日本のスクール等のレッスンでフットワークについて掘り下げて指導するところは少ないのでは無いでしょうか。どうしてもスイングやラケットワークに指導の矛先が向きがちですし、ある程度打ててしまうとフォーメーションや戦術といったところに話がすぐに移行してしまいます。フットワークについては、「小刻みに足を動かす」「スプリットステップ」「足を止めない」「踏み込んで打つ」「膝を曲げて腰を低く」などと言われるだけだと思います。コーチとお話をするうちに、これまで言われていたフットワークの考え方は間違っているのではと思うようになったのです。
基本はセミオープンスタンス
世界のトッププロのほとんどがセミオープンスタンスで構えている事を考え方の基本に置き、そこからあらゆる状況(相手から来るボールのコース、球種、浅い深いなど)に応じて様々なフットワークがあることを、オンコートで実例を示しながら説明していただきました。一般的なスクールでは、スタンスはクローズドスタンスで指導されるケースが多いと思います。コーチからの球出しのボールは十分返球できるようになります。実戦に近いドリル練習ではボールが来たらすばやく打点に入って、打つ直前まで足を止めずに微調整できるようにするのがフットワークだと指導されると思います。余裕があればこれでもラリーを続けることが出来るのですが、相手からのボールが更に厳しくなると、とたんにミスが多くなってしまいます。相手のボールが浅い時にはどういうフットワークを使うと良いか、ボールがベースラインぎりぎりに入ってさらに高くバウンドしたボールは、クロスに振られたボールを走りながら打つには、これらの疑問に的確に答えることのできているレッスンや教材を見かけたことが有りません。
コーチとお話を進めていくうちに、アカデミーで開発されたフットワーク理論はこれらの疑問を解決した唯一つの指導法だと直感したのです。前出の雑誌の記事でもフットワーク理論の一部について解説されているのですが、実際に目の前で見るのとでは大きな違いがあることが分かりました。雑誌の記事を見るよりも実際に目の前で指導を受けたほうが練習の効果および理解度が非常に高いのです。雑誌の記事ということでどうしても読み飛ばしがちになってしまうのですが実は大変有益な情報が提供されていたのです。折角貴重な情報でも、読者のテニス上達になかなか役立てないのが非常に残念な思いにもなりました。
より多くのテニス愛好家のもとに、このフットワーク理論を届けたい
コーチとのお話も終わりに近づくにつれ、私の胸の中にはある思いが芽生えました。この素晴らしいフットワーク理論を是非日本中のテニス愛好家のもとに届けたい。そして日本のテニスのレベル向上にすこしでも役に立ちたい。その思いをコーチに正直に伝えたのです。するとコーチの目の色が明らかに変ったのです。
つづく...
先日セミオープンスタンスを教えていただきましたが、スタンスだけであそこまで打ちやすくなるとは思ってもいませんでした。是非新企画をお待ちしています!
そういえば、メールマガジンで九十九里で新たなプロジェクトを始めると書かれていた方がいたような…?
メルマガも読んで研究熱心なともさんにあは頭が下がります。はい
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