九十九里から、テニス上達法を発信中。テニスの基本は足もとから、フットワークを見直せばボディーワークも同時に改善。素晴らしく上達するレッスンを体験してみませんか。

ここ最近当Blogへの検索キーの上位を継続しているのが”テニスコートの建設費”、テニスコートの作り方”等です。ひそかにテニスコート需要が高まっているのでしょうか。これ以外にも”クレーコートの費用”なんていうのも最近目にするのは先日終わった全仏オープンの影響なのは言うまでも無いでしょう。当Blogでもテニスコートの種類ごとの特徴や施工、費用についての考え方について書いてきたのですが、ここでもう一度整理しましょう。

まずは必要なのが土地の取得です。
http://shuzo99.blog83.fc2.com/blog-entry-13.html
コートの縦横は23.77mX10.97mと決まっているのですが、このほかにベースライン後方とサイドラインから周囲へのスペースをある程度確保する必要があります。レクレーション用であればこのスペースは最小限でも良いのですが、本格的にプレーをしようと思うとある程度のスペースを確保していないと防球ネットがプレーの邪魔になるケースも出てきます。ざっと36.57mX18.29m必要としましょう。面積ではおよそ670平米、203坪になります。首都圏の一戸建てで豪邸で無い部類の住宅6戸分に相当すると考えれば想像しやすいでしょう。このほかに駐車場スペースと更衣、手洗いのための施設を建てるスペースが必要となります。テニスをするのに車で来た場合に路上駐車じゃまずいですから交通の便のよっぽど良い場所意外は駐車場は絶対必要になります。同様に更衣およびトイレも必要アイテムになってきます。駐車場1台分のスペースは一般的に2.5mX5mと言われています。仮に5台分のスペースを作ろうとするとおよそ70平米(約20坪)必要になります。道路付けによっては駐車場へ車を入れる際の取り回しのためのスペースも必要になってくるかもしれません。さらに多くのスペースを確保する必要があります。
 肝心なのがもう一つあります。幸運にも十分に広い土地が手ごろな値段で見つかったとしてもコート建設に不向きなものも有ります。
・斜面の土地
・湿地
・山林
地盤改良が必要になり相当な出費の覚悟が必要です。
・電気、水道が通っていない
人里はなれた場所で平坦地なのに極端に安い土地だとこういったケースが見られます。水道が無いのはトイレの水を流すのに困ってしまいます。
・開発行為が出来ない用途地目
安い土地にはこういったものも見られます。家屋を建てることが原則禁止されている場合、駐車場や資材置き場といった使い道しかありません。
・土地の形がいびつ
理想的には長方形であれば土地を余すことなくテニスコートと駐車スペースに割り振ることが出来ます。そういう土地はなかなか見つからないもので、面積は十分であってもその多くは平行四辺形や旗ざお形状、極端に細長いものであったります。こういった土地にコートをレイアウトしようと思っても駐車スペースにも利用できない中途半端なスペースが出てしまったり、縦横どうやってもコート1面すらレイアウトできないこともしばしばありました。

次にサーフェスの種類を選ぶことになります。
ハードコートとは
http://shuzo99.blog83.fc2.com/blog-entry-19.html
砂入り人工芝とは
http://shuzo99.blog83.fc2.com/blog-entry-18.html
クレーコートとは
http://shuzo99.blog83.fc2.com/blog-entry-22.html
各サーフェスの比較
http://shuzo99.blog83.fc2.com/blog-entry-24.html
サーフェスによってコストは当然変ってきますが、例えばハードコートと
一言で言っても実際には何種類もの施工方法が存在しますので、一概に
どのサーフェスが高い安いとは言えません。全豪オープンで使用されているソフトタイプのハードコートの場合は砂入り人工芝よりも断然高いコストとなってしまいます。アスファルト舗装の上にコートのラインを塗装しただけでよければ相当安いコストで出来ることでしょう。

コストを左右するものは
 サーフェスの種類・仕様の他にコストに影響してくる要素としては
http://shuzo99.blog83.fc2.com/blog-entry-23.html
・防球フェンスの仕様(金網、サランネットなど)
・照明設備の有無
・排水工事
・工事業者の実力
防球フェンスは無くてもボールが飛び出して近隣に迷惑が掛からなければ、ボール拾いが苦にならなければ、よいかもしれませんが、通常は必要になってきます。材料費で決まってきますので、安い材料(金網よりもサランネット)で必要最低限の高さを設定することでコストダウンすることが可能です。あまり安くしてしまうと耐久性の問題が出たり、高さが低すぎてあとからネットの高さを追加することになってしまったりと、あとあと追加費用がかさんでしまうことも有りますので、十分に検討が必要です。排水工事は地盤そのものの排水性によって変ってきます。実際に工事が始まってみないと分からないことも多々有り、当クラブの建設時にも予想外に水が引かないためにパブリックドレーンという排水材を追加することになり、当初の見積もり金額にたいしてプラスが発生してしまいました。ある程度予算には余裕を持って発注する必要があります。
 テニスコート建設という大きな買い物に際して一社だけでなく当然数社から相見積もりを取ることでしょう。同じ仕様でも業者によっては金額に大きな隔たりが発生するものです。各社と仕様を詰めていくと同時にコスト分析を慎重にすすめていく必要があるでしょう。

どうですか、参考になりましたでしょうか。テニスコートの減少に少しでも歯止めを掛けるために、新しいテニスコートの建設は歓迎です。もしこれ以外に質問などありましたら、コメント欄で”管理者にだけ表示”を使ってお問い合わせ下さい。折り返しメールにて返信します。

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