九十九里から、テニス上達法を発信中。テニスの基本は足もとから、フットワークを見直せばボディーワークも同時に改善。素晴らしく上達するレッスンを体験してみませんか。

 トッププロのプレーは我々一般テニスプレイヤーには参考にならないと、どこかで聞いたことがある。果たして本当だろうか。
 トッププロの試合は3セットマッチ、グランドスラム大会の男子においては5セットを戦うのだが、試合時間も3時間以上にわたることもある。長時間にわたる試合が出来るのも選手達が鍛え抜かれた体、体力、精神力を持っていると同時に、最も効率よくボールにパワーを伝達するスイング、打点にいち早く入るためのフットワーク、運動連鎖によるスイングスピードの増幅を知っているからに他無い。無駄な動きは体力の消耗を激しくし、長時間にわたる戦いでは少しの無駄も累積されれば、ついにはスタミナ切れや集中力が切れ圧倒的な不利に立たされるだろう。トッププロは長時間の試合でもプレーのクオリティーを決して落とさな最適化された技術を持っていることが言えるのです。

 トッププロと一般のプレーヤーではトレーニング量に圧倒的な違いが有り、当然体格や筋力は全く異なります。しかしその優れた体格や筋力は世界の強豪をパワーとスピードとでねじ伏せるために必要であり、最適化された技術はそのパワーとスピードを効率よく発揮し持続するためにあるのです。この技術は筋力のある選手達だけのためでなく、非力な一般のプレイヤーにとっても十分参考になると言えるのです。むしろ体力の無い一般プレイヤーこそ参考にすべきところがたくさんあるでしょう。いかに少ない力で、最大限のパワーを発揮できるようなラケットの使い方、一見緩やかなスイングから繰り出されるパワーとスピードに溢れるボール、決して止まることの無い軽やかなフットワーク。トッププロのプレーを見ることでテニスに最適化された様々な動き・技術を学ぶことが出来るのです。またプロの試合を見ることでのイメージトレーニングも行うことが出来ます。(イメージトレーニングの効用については過去記事を参照してください)

全仏(french open)テニスが27日から始まります。WOWOWでは27日から決勝まで連日放送します。試合の成り行きを見守るだけでなく、各選手が持つ技術の特徴をじっくりと研究し、テニス上達のためのヒントを得ようではありませんか。 以前の大会の放送で各選手に他のプロのショットで自分に欲しいものは何かをインタビューをした模様があり男子女子ともに一番は「ロジャーフェデラーのフォアハンド」でした。一方フェデラーはというとロディックのサービスを取り上げており、マリアシャラポワは他の選手で欲しいものは無いと自信たっぷりなコメントを残していたのが印象的でした。 トッププレーヤーといっても全く同じ体格、筋力を持った人はいません。そして選手それぞれが独特のスタイル、型を持っています。それぞれの選手が持つ肉体をベースに最適化した結果、技術内容も選手それぞれ異なるものや似つかわしいものいろいろ持っているのです。忘れてならないのが身体的構造(骨格、筋肉から構成される構造)は人類である限りみな共通のものを持っている点です。パワー、スピードは差し引いても、プロと同じ動きは練習によって誰しも再現可能なはずです。自分にとってプラスになると思う、もしくは真似をしたいプロの技術をじっくりと見て、上達のヒントを見つけてみてください。

日曜から始まる全仏オープンが楽しみですね。
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