
趣味でインターネットラジオの受信機キット BB-Shoutを組み立ててみました。これはLANに接続することで世界中のShoutサーバー上にある音楽ソースをいつでも無料でストリーミング再生できるものです。ジャンルもJ-Popや海外のPop、Rock、そしてJazzにクラシック、カントリーミュージックまでなんでもあります。日本のアニソン(アニメソング)まであるという充実振りです。LANとAUX入力のあるコンポやラジカセさせあれば直ぐに聞くことが出来るのです。パソコンでもインターネットラジオを聴くことは出来るのですが、BBShoutを使うことでその小さな本体による省スペースかつ省電力になり、パソコンのようなファンも有りませんのでステレオから出てくる音を邪魔しません。
FMラジオ受信との干渉
レイアウトによってはADSLモデムやルーターに近い場所にオーディオセットを置くケースもあるでしょう。その際不要輻射(EMI)が問題になってくる場合があります。不要輻射って?聞きなれない言葉かもしれませんね。簡単に言うと飛行機に搭乗する際携帯電話やその他電子機器の電源を落とすように注意されますよね。これは機器の発する電磁波が航空機の計器、装備に影響を及ぼすということなのです。製品設計においては出来るだけ機器の外部に不要な電磁波を出さないように配慮するのですが完全になくすことは出来ません。ある一定の基準を満足していれば世の中に出しても良いということになっています。今回私のオーディオ視聴設備ではインターネットラジオを接続する上でこの不要輻射が問題となったのです。システム構成はミニコンポ、BB Shout、ADSLモデム、ワイヤレスルーター、FM視聴用に室内アンテナの組み合わせです。まずはBB Shoutが聞ける状態に各機器の電源がはいっている状態でFM放送を受信しようとするとFM千葉がノイジーながら何とか受信でき、その他の曲は全く入りません。つぎにBBShout、ワイヤレスルーターの電源を落としてFM放送を受信します。するとFM千葉をはじめ、J Wave、東京FM、FM NHKが視聴可能になったのです。明らかにワイヤレスルーターからの不要輻射(EMI)が影響していることがわかります。ワイヤレスルーターをスイッチングハブに変えても同じ症状になります。ワイヤレスルータもスイッチングハブも国内のメーカーでありますが、両製品とも筐体が樹脂製です。スイッチングハブは高価なものでは金属製ケースのものも有るのですが、安価に抑えるため樹脂製を購入していました。もしかするとこの金属製ケースの製品を使うことで不要輻射は改善するかもしれません。一方ADSLモデム(NTTからのレンタル品)については筐体は樹脂製ですがFM視聴への影響度は少ないようです。
対策としてはFMアンテナを屋外アンテナに変更すれば劇的に改善されると予想されますが、ミニコンポゆえそこまでの音質改善は望んでいません。次に考えられるのが、不要輻射を発する機器をなるべく遠くに設置することです。ケーブルの長さや機器を設置できる場所の制約がありますが、手っ取り早く対策できるので試してみる価値はあります。根本的な改善として不要輻射の発する機器のグランドを強化するというこが考えられます。但し、本体をあけてケースを金属性のものに変えたりグランドの配線を取り出したりするので、当然ながら機器の保証は受けられなくなります。場合によっては改悪になることもありますので注意が必要です。
実際に改善できましたらこのBlogにて紹介したいと思います。
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