
テニス雑誌等の解説記事ではスイング中の軸を安定させることは重要であるという事が頻繁に出てきます。このときの軸の説明として取り上げられるのが身体の中心を回転中心とした考えですが、これは間違えです。下肢に対して上半身の回転は腰の腰椎の部分によると考えがちですが、実際に腰椎の部分での回転はわずかなものです。一番大きな回転を生んでいるのが腰(お尻)と足の付け根である股関節によるものです。股関節は左右二つあるように、回転の軸は2つあるのです。これをいわゆる「2軸運動理論」と呼びます(運動科学の小田伸午先生の文献を参考としています)。このことを知っているのと知らないのでは意識の上で身体の使い方が全然違ってきます。テニスにおいても身体の回転を上手く使う上でこの”2軸理論”が大変参考になります。テニスの必勝法に関する書籍、DVD教材はたくさん有りますが、まずは基本的なカラダのことから見つめ直してみませんか?本の中ではテニスのことについては触れては居ませんが、他の競技で野球、水泳、陸上といったスポーツを題材にして身体運動(バイオメカニクス)について解説しています。きっとテニスにも応用できることでしょう。他にもテニスに役立つヒントがたくさん載っています。


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